秋はりんご狩りやさつまいも掘りなど、土にふれながらの収穫体験は日ごろの疲れも吹き飛びます。自分で掘ったさつまいもは、かたちが不揃いでもおいしさは格別。さつまいもステックやスイートポテトにすると、子どもも大喜びです。ガスコンロの温度調節機能を使った、かんたんなおやつづくりをご紹介します。
さつまいもステックの作り方
おやつづくりに揚げ物はちょっと大変という人に、ノンフライの「さつまいもスティック」がつくれます。初心者でも失敗せずに調理できるのが、リンナイガスコンロの温度設定モードです。火力を自動で調節し、設定した温度をキープできるので、火加減の心配もいらず焦がしたりすることもありません。
さつまいもスティックの作り方
- さつまいも……小1本(200g)
- サラダ油……大さじ1
- グラニュー糖……適量
さつまいもをまず縦1.5cm角の拍子木切りにし、アクが出やすいので10分ほど水にさらします。
ガスコンロの温度調節を160℃に設定し点火すると、10数秒で「設定温度になりました」の音声案内があります。
キッチンペーパーでさつまいもの水気を切り、サラダ油を大さじ1を入れ食材が重ならないようにフライパンに並べます。
火加減はデリシアにおまかせ。仕上がりまで約5分、さつまいもを2〜3度箸で返しながら焼き色をつけます。
竹くしを通して、中まで火が通っていたらコンロの火を消します。熱いうちにグラニュー糖をふりかけて出来上がり。外はカリッとなかはほくほくとしたさつまいもスティク、冷めてもおいしくいただけます。
スイートポテトの作り方
- さつまいも1本(250g)
- 上白糖……大さじ2
- 無塩バター……10g
- 卵黄(生地用)……1/2個
- 生クリーム……50g
- 卵黄(仕上げ用)……1/2個
さつまいもは皮をむき、2cmの輪切りにして10分ほど水にさらします。小鍋にひたひたの水を入れ、さつまいもをゆでます。
ゆであがったら熱いうちにさつまいもをつぶし、分量の上白糖、無塩バター、卵黄、生クリームを混ぜあわせます。
なめらかになったら6等分にしてスプーンでかたちを整え、専用のココットプレートに生地を並べ、上に卵黄を塗ります。グリルに入れ、「レシピをグリルに送信」のボタンを押し点火します。
あとは、自動調理してくれ約8分30秒で完成。見映えも味も大成功です!
こちらにココットプレート自動調理の関連記事があります。
↓ ↓ ↓
べんりな温度調節機能!
リンナイデリシアシリーズは、火力を自動で強火・弱火に調整し、設定した温度を保ってくれます。温度が一定に保たれているので、食材に均等に火が通ってフライパンを焦がしたりする心配もありません。
揚げ物、天ぷら、焼き餃子、ホットケーキなど火加減がむずかしい調理ができるので、料理のレパートリーも増えます。
- 温度を設定する
コンロの温度設定スイッチを押し、つぎに【▼/▲】を押し、温度を設定します。130℃〜220℃まで10℃きざみで設定できます。 - タイマーモードを使って、調理する時間も設定できます。
さつまいもの種類と特徴
さつまいもといえば「紅あずま」や「鳴門金時」よく知られていますが、最近は皮が白色の「安納芋」や、紫色の「紫芋」など種類も豊富です。
ほくほく系、しっとり系、ねっとり系などの食感や、甘みの強いものなど品種によって特徴があり、それぞれおいしい食べ方があります。
- ほくほく系/焼き芋・天ぷらなど
「紅あずま」「紅こまち」「鳴門金時」などのほくほく系は、昔ながらの焼き芋で馴染みのある種類です。水分が少なく、さらっとした舌ざわりの甘さも控えめなのが特徴。
紅あずまは茨城県や千葉県などが主な産地で、関東でよく知られている品種です。繊維質が少なく、蒸したり焼き芋にするとほくほくした食感と上品な甘さがあります。
- しっとり系/焼き芋・スイートポテトなど
「紅はるか」「シルクスイート」「紅まさり」など、ほくほく系とねっとり系の中間をいく、沖縄で開発された新品種です。味と形がきれいで、蒸しいもにしたときほどよい甘みが特徴です。 - ねっとり系/焼き芋
「安納芋(あんのういも)」「フルーツこがね」「アヤムラサキ」「紅天使」「種子島紫」
安納芋は、さつまいものふるさと種子島の安納地区が発祥からこの名前がつけられました。
ねっとり系の特徴は、とろけるように口あたりがなめらかで、濃厚な甘みがあり、中はこがね色や紫色のものも。蜜いもと呼ばれ、水分が多くねっとりといた食感とトロ~っと濃厚な甘さがスイーツ感覚で食べられます。
さつまいもの収穫時期は10月〜11月中旬ごろですが、1〜2ヶ月貯蔵すると甘みがでておいしくなります。保存方法は、かんたんに土を落とし水洗いは禁物。適温は10℃〜18℃で、新聞紙などにくるんで保存します。
まとめ
食物繊維がたっぷり含まれているさつまいも。旬の時期になるとスーパーなどに並んでいるので、ぜひいろいろな産地のものを食べ比べしてみたいですね。