家庭料理の定番といえば肉じゃがですが、芯まで火が通ってなかったり、味が染み込んでないっていう失敗はありませんか?そんな時、リンナイの自動調理機能を使うと、むずしい火加減や調理時間もほったからし。付属品のココットダッチオーブンに素材を入れてセットするだけで、あとは全部おまかせ。とにかく、かんたんで、おいしい肉じゃがのつくり方をご紹介します。
自動調理で肉じゃが
じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの具材に味が染みておいしい。 ほくほくっとして甘い肉じゃがはご飯のおかずにぴったりです。材料や調味料の割合はお好みで、ぜひお試しください!
材料/2人分
・牛薄切り肉……150g
・じゃがいも……2個
・たまねぎ……1/2個
・にんじん……1/2本
・しいたけ……2枚
・糸こんにゃく……適量
・スナップえんどう……2〜4枚
・昆布だし汁……400ml
・しょうゆ……大さじ2
・砂糖……大さじ2
・みりん……大さじ1
つくり方/自動調理時間40分
①牛肉は一口大にカット、じゃがいもは皮をむいて4等分、たまねぎはくし形、にんじん、しいたけは乱切りにします。切ったじゃがいもは、5分ほど水にさらしておきます。
②ココットダッチオーブンに①の材料を並べます。牛肉をいちばん上にのせ、調味料をぜんぶ加え、グリルに入れます。調味料は先に、混ぜておきます。
③ココットダッチオーブンの自動調理【肉じゃが】を選び、ボタンを押し、点火。約40分でできあがり。
④肉じゃがを器に盛りつけ、別ゆでしたスナップえんどうを添えると、彩りよく仕上がります。
ふだんのつくり方と違って、調味料をはじめに入れるのがポイントですが、味付けが濃いということもありません。
調味料を途中で足すことができないので、レシピ通りに分量をきちんと計ることをおすすめします。
肉じゃがのほかに蒸し野菜も
ココットダッチオーブンの使い方には、肉じゃがのほか、蒸し野菜、グラタンやポトフ、パウンドケーキなど、いろいろな調理が楽しめます。
なかでも蒸し野菜は、お肉や魚料理の付け合せにピッタリで、栄養バランスもバツグンです。食物繊維が多く硬い根菜も、ココットダッチオーブンなら芯までほっくり蒸しあがります。
蒸し野菜 根菜
おうちにある根菜類ならなんでもOKですが、にんじん、さつまいも、れんこん、じゃがいも、かぼちゃなどが基本です。
つくり方
①にんじん、さつまいも、れんこん、かぼちゃを厚さ1cm程度に、じゃがいもは4等分に切ります。
切ったさつまいもとじゃがいもは水に、れんこんは酢水に浸しておきます。
②ココットダッチオーブンに内網をおき、水を50ml注ぎます。次に材料を並べ、蓋をしてグリルにセットします。
③自動調理を押して、【蒸し野菜・根菜】を選び、点火。自動調理時間25分。
あつあつを、器に盛りできあがり。何もつけなくても、素材の味が素材から引き出される自然な甘みが楽しめます。
蒸し野菜 葉茎野菜
葉物や皮の薄い野菜も、茹でずに蒸すことができます。キャベツやグリーンアスパラガス、パプリカ、さやいんげんなど。手軽にたっぷり、野菜の栄養を取りたい方におすすめのレシピです。
つくり方
①キャベツは芯を取り、幅4cmほどの角切り、グリーンアスパラガスは根元の硬い部分を少し切り落とし、硬い皮をむいてから、半分の長さに切ります。
パプリカは4等分に、さやいんげんはヘタを切り落とし、ブロッコリーは一口大に切ります。
②ココットダッチオーブンにオーブン内網を入れ、水を50ml注ぎます。材料の野菜を並べ、蓋をしてグリルにセットします。
③自動調理を押して、【蒸し野菜・葉茎菜】を選び点火。自動調理時間15分。
できあがったら、器に盛りつけます。塩や味噌、アボガトディップを添えて、召し上がってください。
男爵とメークインの違い
肉じゃがや蒸し野菜にも使うじゃがいもですが、料理によってどの種類がいちばんおすすめなのでしょう。男爵とメークイン、それぞれの特徴を知って調理しましょう。
じゃがいもは大きくわけると2種類あり、男爵とメークインになります。
男爵は、でんぷん質が多く、加熱することでホクホクとした食感になるのが特徴です。加熱時間が長いと煮くずれするので、くずれても良い料理、くずしたいコロッケやポテトサラダに向いています。
丸のまま蒸かして粉ふきいもにすると食感がより楽しめます。大きさは大きめで、表面がゴツゴツとしていて、皮が剥きにくいです。
もう1種類がメークイン。でんぷん質の割合が低く、粘質があるので煮くずれしないのが特徴です。長時間煮込む、カレー、シチュー、ポトフなどに向いています。
楕円形で、表面が男爵に比べるとすべすべしているので、皮がむきやすいです。粘りがあり、メークインは低温で貯蔵しておくと甘味がまします。
まとめ
リンナイガスコンロのココットダッチオーブンを使った、肉じゃがと蒸し野菜。忙しい時、仕上がるまで火加減を見張ってなくていいところに驚きました。しかも、味付けもアプリやレシピ本に載っていて、これまで以上に料理の幅が広がりますよ。