ココットダッチオーブンでロール白菜を自動調理!コンソメ・和風などバリェーションも

ロール白菜をつくるのは、手間がかかると思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、ガスコンロのグリルにココットダッチオーブンをセットするだけで自動調理で白菜ロールが完成。コンソメ味のほか、トマトスープや和風味など、バリェーションも上々。リンナイガスコンロの便利な機能を使って、ロールキャベツならぬロール白菜をつくってみました。

自動調理におまかせ

寒い日は、ロール白菜なんかいかがでしょう。特別な料理というのではないけれど、格安でできるメイン献立の存在感。熱々で体の芯からあたたまって、お子さんから大人まで大満足です。

白菜、ひき肉、たまねぎなどを下ごしらえして、付属品のココットダッチオーブンに入れてガスコンロにセットするだけ。あとは自動調理におまかせです。

これまでは時間がかかりそうでトライできないでいましたが、こんなにうまく仕上がるとは。

シンプルに素材の味が引き立つ煮込み料理です。わが家ではリピートまちがいなしです。

ロール白菜のつくり方

材料/7個分

・合ひき肉……300g
・白菜……7枚
・たまねぎ……1/2個
・卵……1個
・塩、こしょう……各小さじ1/2
・水……600cc
・コンソメ顆粒……2個

つくり方

①鍋に湯をわかし、白菜を色が変わる程度に軽く茹でます。白い根元がしんなりしてきたらOK。

②ひき肉に、たまねぎのみじん切り、下味の調味料、卵を加え、よく混ぜ合わせます。

③②の肉だねを7等分にし、よく水切りした白菜を広げて俵型に巻きます。

④ココットダッチオーブンに平に並べ、蓋をしてコンロの自動調理ボタンのメニューを選んで点火。

⑤自動調理時間45分。器に盛りつけ、できあがり。

肉だねは、鶏ひき肉を使ったり、鶏がらスープでもつくれます。おうちにある材料を適当に使って、さっとつくれるのも魅力。

じっくり時間をかけて煮込んでいるので、白菜の甘みが引き立つやさしい味わいです。

残ったロール白菜でアレンジレシピ!

一度にたくさんつくれるロール白菜は、翌日はトマト風味や、ご飯のロール白菜、ホワイトソースなどで楽しむと、バリエーションも豊かに広がります。

トマト風味のロール白菜

残ったロール白菜は、ちょっと火を通すだけですぐ食べられるのでおすすめです。鍋にカットした完熟トマトを1個分、水100cc、固形ブイヨン1/2個、ロール白菜1個を入れてひと煮立ち。トロミがでれば完成です。

酸味が効いたトマト風味は、味もしっかり濃厚でボリューム感も言うことなし。完熟トマトがなければ、トマトピューレを使います。

ご飯のロール白菜

ロール白菜をつくる際に、一握りほどの量のご飯を白菜で巻いたものをココットダッチオーブンにいっしょに入れてつくります。できあがったら、ご飯ロールを輪切りにして、ロール白菜といっしょにいただくと、スープが立役者となったリゾット風のつけ合せに。

お米を野菜で巻いて食べるのは、現在でも人気のあるトルコの家庭料理です。

ちなみに、ロールキャベツの発祥はというと、アナトリア半島で食べられていたドルマという料理。ブドウの葉で肉や米などを包んで煮込んだもので、その後、ドルマは15世紀頃からロシアやヨーロッパへと伝わり、現在のロールキャベツになったと言われています。

ホワイトソースのロール白菜

残ったロール白菜に、しいたけや舞茸などきのこ類を加えたホワイトソースをかけるだけ。ちょっと高級感ただよう豊かな味わいで、ワインのお供にも相性バツグンです。

チーズ風味ロール白菜

残ったロール白菜を器に入れ、ピザ用チーズをのせて、グリルで5〜6分焼くとできあがり。こんがり香ばしいチーズの風味が、口中に広がり幸せな気持ちになります。

和風ロール白菜

こちらは、コンソメの代わりに和風味のスープでロール白菜をつくります。かつおや昆布のまろやかな旨みが広がり、さっぱりと食べられます。翌日は、おでんの具材にもピッタリ。サイズはちょっと小さめでつくるのがポイント。

自動調理でポトフも

ココットダッチオーブンを使うと、ロール白菜のほか、ポトフやおでんなど、時間のかかる調理も自動で難なくこなします。

ポトフは、じゃがいもやたまねぎ、にんじん、ウインナーなどおうちにある材料を入れてセットするだけ。とてもかんたんなので、つくり方をご紹介します。

ポトフのつくり方

材料/4人分

・じゃがいも……2個
・たまねぎ……1個
・にんじん……1本
・ウインナー……8本
・コンソメ……2個(10g)
・水……600cc
・ローリエ……1枚

つくり方

①じゃがいもは4等分、たまねぎはくし形、にんじんは一口大の乱切りにします。

②ココットダッチオーブンにすべての材料を入れ、ふたをしてグリルにセットします。

③オートを押して、ポトフを選びます。できあがったら器に盛りつけ完成です。

まとめ

リンナイガスコンロのココットダッチオーブンは、煮込み料理が得意分野。ご紹介した、ロール白菜やポトフのほかにも、おでんやふろふき大根、肉じゃがなど、そばで見張ってなくても、自動でそつなく調理してくれます。ガスコンロの買い替えなどの参考になれば幸いです。

おうちコロッケは小判型、それとも俵型?そのルーツは?上手に揚げるコツも!

手づくりのコロッケをほおばると、やさしい味わいについ笑みがこぼれます。コロッケといえば、あなたのおうちは小判型?それとも俵型?その形の違いや理由も気になるところです。また、揚げたてが食べたいけれど上手にできないという人、おいしく揚げるコツもご紹介します。

コロッケのルーツ

俵型の由来

今はどこでも売っているコロッケですが、その起源は明治時代にさかのぼります。文明開化とともに西欧から日本へさまざまな食文化が伝わり、フランスの「クロケット」も西洋料理のひとつとして日本にもたらされました。

クロケットとは、具材としてミンチにした魚肉やとり肉などを入れ、ベシャメル(ホワイト)ソースを混ぜて形を整え、パン粉をつけて揚げたも。いわゆるクリームコロッケのことで、基本形は俵型です。

このフランス料理のクロケットが、日本のコロッケの語源になったといわれています。フランス語のcroquette(クロケット)がなまって、コロッケになったのですね。

昔から、ヨーロッパ各地には、コロッケ料理がたくさんあり、スペインのクロケタスやポルトガルの干しだらのコロッケ、コロッケが庶民の味のオランダ、ライスコロッケが有名なイタリアも、日本のコロッケに何かしら影響を与えていると考えられます。

いずれにせよ、当時の迎賓館である鹿鳴館(ろくめいかん)の料理として、日本で初めてクリームコロッケがだされたといわれています。

1905年(明治38年)には、銀座の洋食店・煉瓦亭がはじめてクリームコロッケをメニューに載せています。この頃は、まだレストランでしか味わえない、富裕層向けの高級な食べ物だったことがうかがえます。

小判型の誕生

その後、コロッケ、トンカツ、カレーライスは大正時代の3大洋食として庶民のあいだに定着していきます。コロッケの小判型の誕生も、大正時代に入ってからのことです。

小判型のコロッケは、1927年(昭和2年)に東銀座の精肉店「チョウシ屋」の店頭で売出したのがはじまりです。店主が洋食店でのコックの経験を生かして、じゃがいもにひき肉をまぜ、小判型に形を整えて揚げるポテトコロッケを考案。値段も安価で、お肉屋さんのコロッケとして評判を呼びました。

ポテトコロッケはここが元祖といわれていて、現在は3代目が受け継いでいます。

クリームコロッケは俵型

一般的な形として、牛肉やジャガイモを使ったコロッケに多い小判型が挙げられます。小判型は表面積が大きく、食べ応えがあることが特徴です。店先で袋に入れてもらって、食べながら歩くのに手に持ちやすいというのもあります。

一方、クリームコロッケに多い俵型は、衣の破裂を防ぐことを目的とした形です。

クリームコロッケのなかのクリームは水分を多く含んでいて、衣が水蒸気の力に耐えられずに裂けてしまいます。そのため小判型だと揚げてる途中に形が崩れ中身が飛びだすので、俵型にしたほうが表面が破れにくいのです。

また、クリーム系のコロッケの生地はやわらかく、小判型に成形するのがむずかしいなどの理由もあります。仕上がりのとろりとしたクリーム感は、やはり俵型でないと表現できないですよね。

コロッケの上手な揚げ方

基本的なポテトコロッケの揚げ方

材料(4個分)

・じゃがいも……2個

・にんじん……1/4個

・玉ねぎ……1/4個

・牛肉……100g

・牛乳……30cc

・調味料 ……塩、こしょう、バター適量

・揚げ物用……薄力粉、溶き卵、パン粉

つくり方

①じゃがいもの皮をむき、3cm角くらいにカット。材料がかぶるくらいの水を鍋に入れ、塩をひとつまみ加え、じゃがいもをゆでます。にんじんは切らずにそのままじゃがいもといっしょに茹でます。

②芯まで竹串が通るくらいになるまで茹で、にんじんはここで取り出しておきます。湯を全部捨て、火を弱くしてじゃがいもの水気を飛ばします。次に牛乳30ccを加え、鍋を動かしながら粉ふきいもにします。

③塩、こしょうで味を整えながら、熱いうちにフォークなどでつぶします。細かくするか粗くつぶすかはお好みで。

④玉ねぎをみじん切りにし、牛肉は細かくカット、バター10gを加えフライパンで火を通しながら、塩、こしょうで味を整えます。

⑤③と④の材料をボールに入れてざっくり混ぜ、小判型に成形。熱がとれるまで少し寝かせます。

⑥薄力粉、溶き卵、パン粉の順につけて、180℃に熱した揚げ油で約5分、表裏がきつね色になるまで揚げてできあがり。

ウスターソースとケチャップを同量の割合でつくり、自分の好きな香辛料を加えていただきます。

ポイント

  • 一度にたくさん入れると温度が下がりコロッケがパンクしやすくなるので、1個か2個ずつ揚げます。
  • 取り出す1分前に火力を最大にし、コロッケの余分な油をよく切ります。
  • ガスコンロの「揚げもの」の温度設定機能がついていれば、センサーが自動で火加減を調節して設定温度をキープしてくれます。ボタンを押すだけで、むずかしい火加減も自動で調整、焦げたりせず、上手に揚げることができます。

スコップコロッケ

最近流行っている、丸めない、揚げない、とってもかんたんなスコップですくいながら食べるスコップコロッケもご紹介しましょう。

つくり方は、耐熱皿にコロッケタネを敷きつめ、炒ったパン粉とオリーブオイルをかけてグリルのオーブンで焼くだけ。サクサク、ほくほくの食感はコロッケといっしょです。

手間もかからず、洗い物も少なく、カロリーもカットできるので、今日は揚げるのがめんどう、という時におすすめです。

まとめ

日本のソールフードいってもいい肉じゃがコロッケ。明治時代のフランス料理、クロケットが起源だったんですね。俵型も小判型にもそれぞれ理由がありましたね。昔ながらのお惣菜屋さんの味も忘れられませんが、自分で揚げたコロッケも格別です。ぜひ、つくってみてください。

猛暑もなんのその!夏野菜スープカレーを時短調理…夏バテ防止にも

暑い時期にぴったりの時短カレー。ルウを仕込むあいだに、ココットプレートで野菜を焼いてさっと仕上げます。なす、かぼちゃ、ピーマンなど野菜のうま味がそのまま引き立つさらっとしたカレー。食欲の落ちる季節、ビタミン類も豊富なこれらの野菜をしっかり食べて、免疫力をアップしましょう。

夏野菜のスープカレー

夏野菜のスープカレー/調理時間20分

便利なココットプレートを使って、野菜と海老をグリルで焼き、ルウは鍋でさっとつくります。いっしょに煮込まないのでさらっと食べられます。

材料

・なす……5mm幅輪切り4切れ

・ピーマンまたは赤パプリカ……太めの千切り4切れ

・かぼちゃ……5mm幅2切れ

・プチトマト……4個

・アルゼンチンエビ……2尾

・カレールウ……2人分

・水……300cc

・しょうが……少々

・オリーブオイル……大さじ1

・ごはん……2人分

つくり方

①鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火力を弱め、カレールウ、すりおろししょうがを入れ、とろみがつつくまで煮込みます。しょうがを加えると味にパンチがでます。

②なす、かぼちゃは5mm幅の輪切り、ピーマンは太めに切ります。

③ココットプレートにカットした具材を平らに並べてオリーブ油を回しかけ、グリルに入れ「レシピをグリルに送信」ボタンを押し、点火。7分で焼き上がります。

④焼きあがったら温かいごはんといっしょに皿に盛り、①のカレーをかけできあがり。

焼き野菜が甘くて色も鮮やかで、暑い夏でも食欲がわいてきます。

このほか、ズッキーニ、オクラなど、冷蔵庫にあるものでスープカレーが。具材をいっしょに煮込まないので、ソーセージや魚介など、お子さんや大人の好きなものをトッピングすると喜ばれます。

夏野菜の栄養と効能

なす

なすはインド原産で、日本へは8世紀ごろ伝わり、江戸時代になって栽培が広まったそうです。煮る、焼く、揚げる、漬けるなど、今では日本の夏料理に欠かせない野菜です。

京都の加茂なす、大阪泉州の水なす、仙台の長なすをはじめ、丸型から長なすまで形も大きさも地域によってさまざまです。

なすは成分の90%以上が水分で、ほかの野菜と比べると低カロリーなのに、ビタミンB2やコリンというアルカリ性物質が含まれていて、血圧やコレステロールを下げる働きをします。

また、紫紺色の皮にはポリフェノールの一種、アントシアニンが多く含まれています。抗酸化作用があり、がんや生活習慣病をおさえ、動脈硬化、老化予防などにも効果があるとされています。

なすの選び方は、皮にハリとツヤがあり、色が鮮やかで、ヘタやガクがしっかりとしているものが新鮮です。

ピーマン

ピーマンはナス科トウガラシ属の野菜。緑色のものは未熟なうちに収穫したピーマン、完熟した赤色や黄色のものがパプリカと呼ばれます。

ピーマンが日本に伝わったのは明治初期ですが、一般家庭で食べられるようになったのは1950年代以降になってからです。

レモンよりはるかに多くのビタミンCを含み、肌荒れやコレステロール値を下げたりする働きがあります。独特の香り成分のピラジンには血流を促進する働きもあります。

β-カロテンも多く含まれ、抗酸化作用を発揮し、老化防止や免疫力アップにも効果があります。

カラーピーマンには、ポリフェノールの一種フラボノイドが多く含まれていて、アンチエイジング、血液サラサラなどの効果も。

ピーマンのビタミンCは熱に強いので、焼きピーマン、野菜炒め、肉詰めピーマンなどいろいろな料理で摂取して、夏バテ予防に役立てたいですね。

かぼちゃ

かぼちゃはウリ科カボチャ属の野菜。日本へは1542年ポルトガル人が種子島に漂着した際、鉄砲と共に伝わったとされています。

夏から秋にかけて(7月〜9月)収穫時期で、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃなどの種類がありますが、今はほくほくして甘みの強い西洋かぼちゃが主流となっています。

緑黄色野菜の代表ともいえ、三大抗酸化ビタミンといわれる、β-カロテン、ビタミンE、Cが多く含まれています。抗発ガン作用や皮膚の健康維持、生活習慣病の進行を抑制します。

カリウムもたくさん含まれていて、塩分を排泄する役割があり、高血圧にも効果があります。食物繊維も多く、便秘にも効果的です。ビタミンB1やB2も含まれ、栄養素の高さは野菜のなかでもトップクラスです。

トマト

トマトの原産地はアンデスの高地。スペインやイタリアに伝わったのは16世紀になってからで、19世紀になって広く栽培されるようになりました。

日本でも露地栽培は夏〜秋にかけて(6月〜8月末)が旬を迎えます。日光をたくさん浴び乾燥した気候のなかで糖度も高くなり、栄養価も高くなります。

トマトの赤い色に含まれるリコピンはカロテンの一種で、老化を予防する抗酸化作用があります。

カボチャと同様に緑黄色野菜の部類に入り、ビタミンCやカリウムも豊富に含まれています。視力や皮膚の健康維持にも役立ちます。

また、トマトを食べながら飲酒すると血液中のアルコール濃度が3割も低下するという研究結果もあります。油脂と合わせると吸収率が上がるので、オリーブオイルなどといっしょに摂るとよさそうです。

まとめ

カレーづくりは時間がかかるものと思っていましたが、焼き野菜を使ったスープカレーは短い時間で仕上がります。夏野菜には栄養価が多く含まれているので、夏バテ防止にもぜひつくってみませんか。

リンナイデリシアで無水カレー!キャベツとベーコン重ね蒸しなど、濃厚でうまみ凝縮

無水カレー、キャベツとベーコン重ね蒸し、トリュフ塩じゃがいも蒸し…、リンナイデリシアシリーズのココットダッチオーブンを使うと、水を使わず素材の持つ水分だけで旨みを凝縮した料理が楽しめます。おかずによし、つまみによしのかんたんメニューです。

無水料理メニュー3品

無水料理のいいところは、水を使わず素材の持つ水分だけで煮込んだ旨みがしみこんだ濃厚な味わいです。ココットダッチオーブンを使った無水メニュー3品をご紹介しましょう。

最新のリンナイのガスコンロはとても親切です。料理が苦手な人でも、アプリを使えば基本のレシピや材料が表示され、それをみながら下ごしらえした材料をグリルに入れ、専用アプリでコンロに送信するだけ。はじめて挑戦するメニューでも失敗なしです。

1.無水カレー

材料

・鶏もも肉……250g

・玉ねぎ……2個

・トマト……2個

・にんじん……1本

・調味料A
塩……小さじ1/2
こしょう……少々
しょうがすりおろし……小さじ1

・カレールウ……4皿分
・サラダ油……大さじ1
・牛乳……100ml(仕上げ用)

つくり方/自動調理時間50分

①鶏もも肉は一口大にカットし、調味料A(塩、こしょう、しょうがすりおろし)をふって、30分ほど置きます。

②玉ねぎはみじん切り、トマトはざく切り、にんじんは乱切りにします。

③ココットダッチオーブンにサラダ油を塗り、②の玉ねぎ、にんじん、カレールウ、トマトの順に重ねて最後に鶏肉を入れて、蓋をしてグリルに入れ、「レシピをグリルに送信」ボタンを押し、点火。

④煮込みが終わったら蓋をとり、牛乳を加えてよく混ぜ合わせて仕上がり。お好みで卵黄をのせると、見ためも鮮やか。

たっぷりのトマトや玉ねぎの水分だけで煮込んだカレーは、鶏肉や野菜のうまみがつまっていて、カレーの口当たりも濃厚です。

ココットダッチオーブンを使うと、調理中の火加減の調整もしなくていいのでありがたいです。

2.キャベツとベーコンの重ね蒸し

キャベツがおいしい季節になってきました。ふわっとゆるめに巻いた葉はやわらかくみずみずしくて新鮮。この期間だけ楽しめるシャキシャキキャベツがたくさん食べられます。

材料

・キャベツ……1/4個(370g)

・スライスベーコン……4枚

・オリーブオイル……大さじ2

・塩……小さじ1

・こしょう……適量

つくり方/自動調理時間30分

①キャベツの外葉を外し、1/4個を半分のくし切りにし、葉のあいだにベーコンを挟みます。

②ココットダッチオーブンに入れ、オリーブオイルと塩を全体に回しかけ蓋をします。

③ココットダッチオーブンをグリルに入れ、「レシピをグリルに送信」ボタンを押し、点火します。

蒸しあがったら、塩、こしょう、お好みでケチャップなどをかけて器に盛り出来上がり。

ココットダッチオーブンを使って、キヤベツから出る水分だけでじっくり蒸し焼きにすると、甘みが濃縮されてとてもおいしいです。ベーコンのほか豚肉を挟むと、メインのおかずの一皿になります。

キャベツには、風邪の予防や疲労回復に効果のあるビタミンCやビタミンKが含まれています。また、キャベジンと呼ばれるビタミンUも豊富で、胃腸を整える効果があり、無水料理にするとこうしたビタミン類を効率よく摂取できてヘルシーですね。

3.トリュフ塩じゃがいも蒸し

スウェーデンの国民食のハッセルバックポテトです。別名アコーディオンポテトとも呼ばれるそうですが、新じゃがでつくるとほくほくでおいしいですよ。

材料

・じゃがいも……4個

・オリーブオイル……大さじ3

・トリュフ塩……少々

・バジル葉っぱ……5〜6枚

つくり方/自動調理時間50分

①皮付きのままじゃがいもを洗い、割り箸2本で挟み3mm幅の切り込みを入れます。

②10分ほど水にさらし、水気を切ってからココットダッチオーブンに並べ、オリーブオイルを回しかけ蓋をして、「レシピをグリルに送信」を押し、点火。

③トリュフ塩をふったら出来上がり。

じゃがいもの水分だけでじっくり蒸し焼きにすることで、甘みが濃厚で食感もほくほくです。

つくり方のポイントは、水にさらすことでデンプンがとれ切り口が蛇腹のように開きます。トリュフ塩のほか、バター、チーズ、ケチャップ・ソースなどでアレンジすると、ビールのおつまみに最高です。

 まとめ

最新のガスコンロは、料理の手助けをしてくれるんです。ガスコンロ1台あれば、オーブンレンジやトースター、炊飯器、圧力鍋など、ほかの器具もいらなくなりキッチンまわりがスッキリしますよ。ガスコンロを買い換えたい時の参考にしていただければ幸いです。