7 月に入ると、春に植えたトマトやナス、ピーマンなどの夏野菜が次々に収穫時期を迎えます。一度にたくさん採れるのはうれしいけれど、調理はどうしたらいいのか困りますね。そんなときは、夏野菜でラタトイーユを作ってみましょう。また、真っ赤なトマトのピューレを作って冷凍保存しておくといろいろ使えます。採れた野菜を無駄にしないよう、ぜひ、試してみてください。
ラタトュイユの作り方
ラタトイーユとは、フランス南部プロバンス地方の夏野菜の煮込み料理のことです。玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニなどをニンニクとオリーブオイルで炒め、バジルやタイムなどで香りづけして煮たものです。そのまま食べたり、パスタソースなどニースの家庭料理として親しまれています。
材料
- ナス……大2個
- カラーピーマン……1/2個
- フルーツトマト………5個
- 玉ねぎ……1/2個
- 固形コンソメ味……1個
- 水500cc
本格的なラタトューユは、ニンニクやバジルを入れますが、今回はシンプルな方法で作ります。材料を一口大の大きさに切って、ココットグリル鍋に入れます。その上から水500cc、固形コンソメ味を入れて、鍋の蓋をしてセット。アプリで送信ボタンを押すだけです。
仕上がりまで、火加減を調節したり、しゃもじでかき回しなくても自動で完成です。リンナイガスコンロのココットグリルとアプリ機能でできる、放っとけばできる料理です。
アプリ機能は、リンナイガスコンロのデリシアシリーズに入っています。はじめは、どこまでできるのが疑問に思っていましたが、使ってみるととても便利で気に入っています。ココットグリル鍋は蓋をしたまま材料を柔らかくし、味もよく染みこみます。
トマトピューレの作り方
ミニトマトも、ブドウの房のように実が連なって一度にたくさん採れます。毎日食べても追いつかないときは、トマトピューレに作り置きしておけば、ハヤシライスやミートソースパスタなどに使えて重宝します。
材料
- ミニトマト……30個
- 塩……ひとつまみ
まず、ミニトマトを湯煎して、皮をむきます。
皮をむいたミニトマトを鍋に入れ、塩をひとつまみ加え加熱して水分をとばします。
加熱して20分くらいでピューレ状態になるので、あとは濃度を加減しながら火をとめて出来上がり。
我が家では、ナポリタンやハヤシライスのソースとして大活躍しています。冷凍保存もできますが、1〜2週間で使いきる場合は冷蔵保存でも大丈夫です。