ライター経験はないけどライティングの副業をやってみたいという人も多いのではないでしょうか。クライアントから依頼されたブログ記事を書くには、アフィリエイトを意識した書き方を覚えておくと役立ちます。では、アフィリエイトってなに?リード文や本文、NG例についてもご紹介します。
アフィリエイト記事とは
アフィリエイトとは、インターネット広告のひとつで、ネット検索して記事を読んだ閲覧者が、そこからサービスや商品を購入すると成功報酬が発生するシステムのことです。
ウェブサイトのライティングの副業では、こうしたアフィリエイトの考え方を意識した記事の執筆が求められます。
クラウドワークスやランサーズで仕事の検索をすると、初心者向けのブログ記事作成という仕事依頼がでています。
★初心者歓迎!【1記事1000円・1500文字】ブログ記事作成
・自分自身の言葉でオリジナル記事を書ける方
・思わず読みたくなる記事タイトル、続きがきになってしまう導入文が書ける方
★【未経験者OK】映画記事ライター募集!テンプレに沿って埋めていく作業!
自分の得意分野であれば調べるのにさほど時間もかからないので、ライティング経験がなくてもできるのではないでしょうか。
・商品を紹介する記事
・観光地やイベントなどの場所を紹介
・スマホやWebなどの意味を紹介
・就活や転職の記事
・お店紹介の記事
ジャンルもさまざまですが、初心者の場合はクライアントからテーマ(大見出し)〜タイトル(見出し3〜5本)が決められているので、その情報をネットで調べ、リード文と本文をリライトする作業になります。
●タイトルから外れない
ここで大切なのは、つい自分の知っている方向へ流れがちですが、タイトルから外れないようにしなければなりません。
クライアントは、競合サイトより上位を狙ってキーワードを挙げているので、横道にそれてしまうと読者はそれ以上に興味がなくなってしまうからです。
大切なのは、はじめての人が読んでわかる記事を心がけましょう。
情報が詳しく説明されているだけや、文章が上手いだけではなく、そのことについて「知りたい」「解決したい」という答えを、わかりやすく提示してあげられるよう考えていきましょう。
たとえば、「美味しいコーヒーの入れ方は?厳選豆10種とおすすめのカップ!」というテーマが与えられたとします。
ライティングの前に、「コーヒーを入れるのに適した温度は?お湯の量は?コーヒーの分量は?蒸らし時間、道具、豆の種類、おすすめのカップ……」など、読者の知りたがってそうな情報収集をしましょう。
クライアントは閲覧者の心理と検索上位の記事の両方を意識しながら施策を練っているので、他のサイトよりもさらに詳しい情報が載っていることが重要なポイントになります。
リード文の書き方
リード文は、タイトルに沿って読者の悩みを解決してくれそうな文章が求められます。知りたいことがこの記事にありますよ、という導入の部分です。
「美味しいコーヒーの入れ方!厳選の豆10種とおすすめのカップは?」のように、タイトルは28〜35文字以内に抑えられています。その訳は、ウェブの検索結果に表示される文字数が一行35文字と決まっているからです。
リード文の文字数はキーワードを入れながら150字くらいに収めて、読者の気持ちをグイグイと惹きつけていきましょう。
たかが150文字ですが、キーワードを含めた文章をはじめはうまく書けないかもしれません。でも、とても大事な部分なので納得のいくまで何度も書き直してみてください。
本文の書き方
本文の書き方は「結論」→「理由」→「説明」→「まとめ」の順に進めます。
ブログ記事では読者を惹きつけるために、「結論」から先に書くのが主流になっています。手紙や報告文とちがって、読者は悩みに対する答えを早く知りたがっているからです。
そのあと、なぜという「理由」や「説明」を詳しく熱意ある言葉でつづると、なるほどと読者を納得させることができます。
なにもないところから本文2000〜3000字も書くというのは、初心者にとってキツイかもしれません。でも、依頼記事はタイトルが決まっていて、3〜5つの見出しで内容別に分けられています。ですから、1つの見出しにつき本文400〜500字と考えると、気が楽になりますよね。
必要な要素を見出しごとにまとめると、読者は意味がわかりやすくなります。見出しはそういった役割でつけているものなので、見出しの内容から外れたことを書かないよう注意しましょう。
リライト作業とはいえ、訪問者の心理を想像しながら、最後まで読み進んでもらえるよう、文章力のスキルアップも心がけましょう。
最後の「まとめ」では、もう一度大切な情報を繰り返し伝えます。そして、自分の感想や体験談などを入れると、さらに親近感がわいてきて説得力のある記事にになります。
書き方のポイント!
書き方のポイントは、検索ユーザーのためになる記事、読者が納得のいく情報を提示してあげるように考えていきましょう。
内容が少ないと読者に満足してもらえません。かといってダラダラと書くのも飽きさせてしまいます。実際に商品を購入したとか、そこへ行ったことがある人にしかかけないような視点も必要です。
文末表現はバリエーション豊かにしましょう。文章のはじめより、文末表現のほうがむずかしいものです。「です・ます」ばかりでなく、「〜ですよね」「〜しましょう」「〜できるでしょう」「〜なります」「〜ものです」「〜ようです」「〜とされています」など、文末を工夫すると全体にリズム感がでて読みやすくなります。
こんな書き方はNG!
いうまでもなく、コピペはNGです。他のサイトのコピーでなく、オリジナリティがある記事が信頼感をもって読んでもらえるのです。
調べて書いたことなので、つい「〜と思います。〜みたいです。」などの曖昧な表現では、読者の悩みや知りたいことに答えていません。しっかりと「です・ます」調で紹介していきましょう。
著作権のある写真やイラストなどを、勝手に使用するのはNGです。オリジナル画像か、著作権フリー画像を検索して利用してください。
「これおすすめです」のような記事もNGです。商品を押し付けられているみたいに感じてしまうからです。たとえ依頼された記事でも、自分のブログのを作っているような気持ちを持ちましょう。
ウェブサイトで情報を公開することは、その情報を信じて行動する人もいるということです。ですから誤った情報や誇大表現もNG。つねに正しい情報、役に立つ情報を確認しながら仕上げましょう。
まとめ
ライティングの仕事をしていると、Googleなどの検索知識もわかるようになり、在宅ワークやブログを始めたいと思っている人にはいい勉強になります。空き時間を利用して、ぜひ記事を投稿してみてください。